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南部戦跡の実態




新里洞穴遺跡
具志頭村字新城2141番地

ガラビ壕にほど近い新城集落付近にある自然壕です。
米軍上陸直前までは第89連隊の壕として使用されていましたが、
後に地域住民も避難壕として使用したようです。
戦局が激しくなると、北部から逃げてきた人々も集まって来ており、
沖縄戦が終了する6月下旬まで使用されていたといいます。


  
壕の入口付近(写真左)は草が踏み固められていましたが、その奥は鬱蒼としていました。
草をかき分け進むと「新里洞穴遺跡」の表示があります。(写真右)

  
しばらく進むと、意外に大きな洞穴が口を開けています。(写真左)
壕の入口付近左手には沖縄貝塚時代の遺跡である風葬跡があります。
この石垣も風葬のためのもので、戦時中のトーチカではありません。(写真右)


    
壕内へは大きな岩塊によってできた斜面をかなり下っていきます。
けっこう危険な場所もあるので、誤って転落しないよう注意が必要です。

  
洞窟内部にはかなり狭い部分もあり、大人の男性だとくぐるのに苦労するような難関もあります。(写真左)
内部には水が流れていました。当時は生活用水に使われていたものでしょうか。(写真右)

  
ところどころ、巨大な石筍や石柱が見られました。(写真左)